“つたな”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツタナ
語句割合
99.4%
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
且つ此歌の姿、見ゆる限りは櫻なりけりなどいへるも極めてつたなく野卑なり、前の千里の歌は理窟こそ惡けれ姿は遙に立ちまさり居候。
歌よみに与ふる書 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
もろいと申せば女ほど脆いはござらぬ女を説くは知力金力権力腕力この四つをけて他に求むべき道はござらねど権力腕力はつたない極度
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
つたなくアントニーとクレオパトラの艦隊は敗北し共にのがれ帰つたが途中アントニーはクレオパトラが死んだといふ偽報ぎほうを聞いて自殺する。女王は時に三十八歳であつた。
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)