“たえだえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
絶々88.2%
断々5.9%
絶断5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それぢや。……桜の枝にかかつて、射貫いぬかれたとともに、白妙しろたえは胸を痛めて、どつと……息も絶々たえだえとこに着いた。」
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あいいて、ゆるく引張つてくゝめるが如くにいふ、おうなことば断々たえだえかすかに聞えて、其の声の遠くなるまで、桂木は留南木とめぎかおりに又恍惚うっとり
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
と、嗚咽おえつしていう声も絶断たえだえ
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)