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せそん
ふりがな文庫
“せそん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
世尊
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世尊
(逆引き)
悟浄
(
ごじょう
)
よ、
諦
(
あきら
)
かに、わが言葉を聴いて、よくこれを思念せよ。身の
程
(
ほど
)
知らずの悟浄よ。いまだ得ざるを得たりといいいまだ
証
(
あかし
)
せざるを証せりと言うのをさえ、
世尊
(
せそん
)
はこれを
増上慢
(
ぞうじょうまん
)
とて難ぜられた。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
笑う事を学ぶためには、まず増長慢を捨てねばならぬ。
世尊
(
せそん
)
の
御出世
(
ごしゅっせい
)
は我々
衆生
(
しゅじょう
)
に、笑う事を教えに来られたのじゃ。
大般涅槃
(
だいはつねはん
)
の
御時
(
おんとき
)
にさえ、
摩訶伽葉
(
まかかしょう
)
は笑ったではないか?
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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