“せえづち”の漢字の書き方と例文
語句割合
才槌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恒「なに此の野郎、ふざけて居やがる、此の才槌せえづちで棚を毀したから己が此の野郎の頭を打毀ぶちこわしてやるんだ」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
恒「何だと、手前てめえ父さんの拵えた物ア才槌せえづちで一つや二つなぐったってこわれねえ事ア知ってるじゃアねえか」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
長「才槌せえづちで二つや三つ擲って毀れるような物が道具になるか、大概ていげえ知れたこった、耄碌しちゃア駄目だ」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)