“すくなひこなのみこと”の漢字の書き方と例文
語句割合
少彦名命100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六十一代朱雀すざく天皇天慶てんぎょう七年秩父別当武光同其子七郎武綱云々うんぬんという文見え、また天慶七年武光奏し奉りて勅をこうむり五条天皇(疑わし)少彦名命すくなひこなのみことを蔵王権現の宮に合せまつりて云々と見えたり。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
柱には大己貴命おほあなむちのみこと少彦名命すくなひこなのみことたなごゝろへ載せてる像が浮彫になつて居り、それを巻いて温泉を讃美した古代の歌が万葉仮名で彫つてある。往昔そのむかし大己貴命と少彦名命とが此所で久し振りに逢はれたげな。
坊つちやん「遺蹟めぐり」 (新字旧仮名) / 岡本一平(著)