“しょうごく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生国86.4%
正五九13.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地方人らしい見物の人人がその生国しょうごくをかいたり、年号を記したりしてあるのがあった。なかには北海道とか日向国などがあった。
幻影の都市 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
だが、金のほかに死者から預かっている「中条流印可目録」の巻物のうちにある佐々木小次郎とは、一体どこが生国しょうごくだろうか。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
祭礼は正五九しょうごくの十七日、この日にはかむろ蛇も隠れて姿を見せなかったようです。
半七捕物帳:55 かむろ蛇 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)