“しょうげき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
衝撃63.6%
小隙9.1%
縦撃9.1%
衝戟9.1%
詔檄9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在同志と思っている者も宛にはならぬというような感情も湧いて、互に相手を疑うような気持にもなった。中にも、小平太は少なからぬ衝撃しょうげきを受けた。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
その神は不思議な大釜おおがまに五色のにじを焼き出し、シナの天を建て直した。しかしながら、また女媧は蒼天そうてんにある二個の小隙しょうげきを埋めることを忘れたと言われている。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
平安軍を引いて突至し、燕兵千余を殺しゝも、王歩軍ほぐんさしまねいて縦撃しょうげきし、その陣を横貫し、断って二となしゝかば、南軍ついに乱れたり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
西村は動脉瘤どうみゃくりゅうの患者であって、衝戟しょうげきの為にその患部が破裂し、大動脉出血が死因となったのでした。
燕王兵を挙ぐるに及び、日に召されて謀議に参し、詔檄しょうげき皆孝孺の手にづ。三年より四年に至り、孝孺はなは煎心せんしん焦慮しょうりょすと雖も、身武臣にあらず、皇師数々しばしば屈して、燕兵ついに城下にいたる。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)