“しゅぶさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朱総57.7%
朱房38.5%
朱纓3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は藤吉の口利きで今この界隈の朱総しゅぶさを預る相当の顔役になっていたものの、部屋にいたころから勘次とはあまり仲の好い間柄ではなかった。
朱房しゅぶさでなく紺房こんぶさの十手であるところから察しると、南の手先で、かなりの岡ッ引を部屋に飼っている古顔の密偵とみえました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、官軍三大将のひとり韓滔かんとうは、その怒りを白馬に乗せ、くろがねのよろい朱纓しゅぶさの馬かざり、手に長槍をかまえて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)