“しゃがれごえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嗄声66.7%
皺嗄声16.7%
皺枯声16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れた人間離にんげんばなれのした嗄声しゃがれごえ咽喉のどいて迸出ほとばしりでたが、応ずる者なし。大きな声が夜の空をつんざいて四方へ響渡ったのみで、四下あたりはまたひッそとなって了った。
何処からか母が駈出して来たから、私が卒然いきなり、「阿父おとっさんは? ……」と如何どうやら人の声のような皺嗄声しゃがれごえで聞くと、母は妙なかおをしたが、「到頭不好いけなかったよ……」というより早く泣き出した。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「源は来やせんか」と母親おふくろ皺枯声しゃがれごえで尋ねる。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)