“しつたひと”の漢字の書き方と例文
語句割合
知人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
默つて居れば能い事にして惡口雜言は何の事だ、知人しつたひとなら菓子位子供にくれるに不思議もなく、貰ふたとて何が惡い、馬鹿野郎呼はりは太吉をかこつけにれへの當こすり
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
尻目しりめにかけて振むかふともせぬ横顔をにらんで、能い加減に人を馬鹿にしろ、黙つてゐれば能い事にして悪口雑言は何の事だ、知人しつたひとなら菓子位子供にくれるに不思議もなく、貰ふたとて何が悪るい
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
尻目しりめにかけてふりむかふともせぬ横顏よこがほにらんで、加減かげんひと馬鹿ばかにしろ、だまつてればことにして惡口雜言あくこうざうごんなんことだ、知人しつたひとなら菓子位くわしぐらい子供こどもにくれるに不思議ふしぎもなく、もらふたとてなにるい
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)