“ごふじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御不浄80.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝のに、御不浄ごふじょうの窓から覗くと、襟の後に手拭を畳んであててはいるが、別段たぼの油が着物の襟を汚すことはなさそうなほど、丸くした背中まで抜き衣紋えもんにして、背中の弘法こうぼうさまのおきゅうあとや
「ねえ、このお部屋に、御不浄ごふじょうはないのですか?」
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
庭口から女中さんがごふじょうへくるときは、外で下駄をぬいでくるほど小庭の中はきれいで、浜でとれる小貝や小砂利が磨いてしいてある。外は紺屋こうやの張り場だった。