“ごくどく”の漢字の書き方と例文
語句割合
御功徳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
厚化粧までしてもらったので、わたし益々ますますこの世におもいが残って、参るところへ参られぬ始末なので御座ございます、何卒なにとぞ方丈様の御功徳ごくどくで、つゆも心残りなく、あの世に参れますよう
雪の透く袖 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
聖日蓮しょうにちれんの御遺徳の然らしむるところか、それとも浄魔秘経じょうまひきょう法華経ほけきょう御功徳ごくどくが然らしむるところか、谷を埋め、もりを閉ざしていた深い霧も、お山名代のその馬返しへ近づくにしたがって