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けいしよく
ふりがな文庫
“けいしよく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
景色
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
景色
(逆引き)
絶大の
景色
(
けいしよく
)
に対する時に詞句全く
尽
(
つく
)
るは、即ち「
我
(
われ
)
」の全部既に没了し
去
(
さら
)
れ、恍惚としてわが此にあるか、彼にあるかを知らずなり行くなり。彼は我を
偸
(
ぬす
)
み去るなり、否、我は彼に随ひ行くなり。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
東京にゐる頃にはさうも思はなかつたが、住むでみると奈良は
景色
(
けいしよく
)
がよく、
景色
(
けいしよく
)
がよくないところには
定
(
きま
)
つて古蹟があつて、遊ぶには恰好な土地だなと野尻氏は思つた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
振つて追立るなれば其の危うさは目もくるめき心も
消
(
きゆ
)
るばかりなりあはれ
斯
(
かゝ
)
る
景色
(
けいしよく
)
再びとは來られねば心のどかに杖を立て飽までに眺めんと思ふに其甲斐なし命一ツ全きを
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
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