“ぐんしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
群集55.0%
群衆45.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも多くの人たちが群集ぐんしゅうし、雑沓ざっとうしている中から神の声は聞こえてきたのです。もちろんそれは一つの寓話ファブルでしかありません。しかしです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
昨日きのう行方不明ゆくえふめいになった、三にんのものの家族かぞくや、たくさんの群集ぐんしゅうが、五つのあかいそりが、捜索そうさくかけるのを見送みおくりました。
黒い人と赤いそり (新字新仮名) / 小川未明(著)
ここぞとばかり、いきせきってけた群衆ぐんしゅう苦笑くしょうのうちに見守みまもっていたのは、飴売あめうり土平どへいだった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
果然かぜん——前の日よりもすさまじい群衆ぐんしゅう怒濤どとうが、御岳の頂上ちょうじょう矢来押やらいおしにつめかけた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)