“くさめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
55.4%
43.4%
噴嚔1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或時書生さんがお勝手までけて来て、真赤な顔をして、しきりにくさめをして苦しそうなので、「どうなすったの」と聞きましたら
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
すると不意に、茂作の家の屋根のあたりでそれは/\大きな声で、つづけさまに、二つ三つくさめをするものがありました。
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
僕も彼が顔色を真っ蒼にしたのではないというのにあえて躊躇ちゅうちょしないが、しかしその表情から見て、彼が危うく涙を流しそうにしたのか、噴嚔くさめをしそこなったのか