“ききなが”の漢字の書き方と例文
語句割合
聞流100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう言ってくれる里人の注意を聞流ききながして、何処どこかと言えば臆病な安城郷太郎が、夜の山道へ駕籠を入れたのは仔細あり気です。
裸身の女仙 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
当時或る洋学者の家などにはこの種の外国人がしきりに来訪らいほうして、前記のごとき計画けいかくを説き政府に取次とりつぎを求めたるもの一にしてらざりしかども、ただこれを聞流ききながして取合とりあわざりしという。
どうぞこのお願をお聞流ききながしなさらないで下さいまし。4440