“かんだんけい”の漢字の書き方と例文
語句割合
寒暖計100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日きょうは雨が欲しく、風がこいしく、かげがなつかしい五月下旬の日であった。せみ、色づいた麦、耳にも眼にもじり/\とあつく、ひかる緑に眼はいたい様であった。果然かぜん寒暖計かんだんけい途方とほうもない八十度をした。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)