“かがみもち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鏡餅92.3%
鏡餠7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「つきたてのもちさかをころがるものか。いまかたくなってお鏡餅かがみもちになったら、ころがしてやろう。」
物のいわれ (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
子供の時分には鏡餅かがみもちを割って汁粉しるこにする日を蔵開というのだと、漫然心得ていたこともあった。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
鏡餠かがみもちなども取り寄せて、今年じゅうの幸福を祈るのに興じ合っている所へ主人あるじの源氏がちょっと顔を見せた。懐中手ふところでをしていた者が急に居ずまいを直したりしてきまりを悪がった。
源氏物語:23 初音 (新字新仮名) / 紫式部(著)