“かいづか”の漢字の書き方と例文
語句割合
貝塚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先住民族は貝塚かいづかを残している。彼らの漁場はただ浜べ岸べに限られていたであろうが、船と漁具との発達は漁場を次第に沖のほうに押し広げ同時に漁獲物の種類を豊富にした。
日本人の自然観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
やがて其秋そのあきには、のこらず貝塚かいづかひらかれて、はたけつてしまつたが、それでも余等よら未練みれいかされて、表面採集ひやうめんさいしふ時々とき/″\立寄たちよるが、其後そののちとても、土偶どぐう磨石斧ませきふ、三十七ねんの九ぐわつには
貝塚かいづか即ち石器せきき時代人民のめより宗教上しうけふじやうの物を發見はつけんすとは如何にも誠しからず聞こゆべしと雖も、一定いつていの時日をたる後、或は一定の祭祀さいしを終りたる後は
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)