“かいじやう”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
海上	60.0%
海城	20.0%
街上	20.0%

海上

前にして遠く房總（ばうそう）の山々を望（のぞ）み南は羽田（はねだ）の岬（みさき）海上（かいじやう）に突出（つきいだ）し北は芝浦（しばうら）より淺草の堂塔迄（だうたふまで）遙（はる）かに見渡し凡そ妓樓（あそびや）の在（ある）地（ち）にして此絶景（ぜつけい）を

大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)

海城

「海城（かいじやう）さんが見えるまで待ち玉へ。」田村が甲高（かんだか）な声を尖（とが）らして居る。

畜生道 (新字旧仮名) ／ 平出修(著)

街上

秋（あき）。奉天（ほうてん）の街上（かいじやう）で銃架（じうか）はひとりの同志（どうし）を奪（うば）ひ去（さ）つた

生ける銃架：――満洲駐屯軍兵卒に―― (新字旧仮名) ／ 槙村浩(著)