“おほぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オホヂ
語句割合
大路82.4%
祖父14.7%
通衢2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アマルフイイの市はつゝめる貨物しろものをみだりに堆積したるさまをなせり。羅馬なる猶太街ゲツトオの狹きも、これに比べては尚通衢つうく大路おほぢと稱するに足るならん。
この水浅黄みづあさぎ帷子かたびらはわたしの祖父おほぢの着た物である。祖父はお城のお奥坊主おくぼうずであつた。わたしは祖父を覚えてゐない。
わが散文詩 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ペツポ怒りて、かたくななる女かな、この木履もてそちが頭に、ピアツツア、デル、ポヽロの通衢おほぢのやうなる穴を穿けんと叫びぬ。