“えとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
餌取53.3%
屠者33.3%
屠児13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みよしで、朝食の支度をしていた餌取えとりの平吉がまっさきに見つけた。
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
こう云ったのは前身が屠者えとりで、他人の牡牛を盗んだとがで、両耳を剃り落とされた中年者であった。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
いずれも腹巻や籠手こてすね当てをし、槍や長柄などをひっさげた、雄々しく物々しい連中であったが、しかしそれらは武士ではなく、禰宜ねぎ、修験者、陰陽師、屠児えとり、人相見、牙僧すあい圉人うまかい
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)