“うまのりぢょうちん”の漢字の書き方と例文
語句割合
馬乗提灯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と重なり合った人群集ひとだかりの中に、足許あしもとの溝の縁に、馬乗提灯うまのりぢょうちんを動き出しそうに据えたばかり。店も何も無いのが、額を仰向あおむけにして、大口をいてしゃべる……この学生風な五ツ紋は商人あきんどではなかった。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)