“うなりごえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
唸声91.7%
呻吟声8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身動みうごきたくも、不思議なるかな、ちッとも出来んわい。其儘で暫くつ。竈馬こおろぎ、蜂の唸声うなりごえの外には何も聞えん。
破目われめから漏れおちる垂滴すいてき水沫しぶきに、光線が美しい虹を棚引たなびかせて、たこ唸声うなりごえなどが空に聞え、乾燥した浜屋の前の往来には、よかよかあめの太鼓が子供を呼んでいた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
産をするまでは、荒い療治もしかねる局部のただれが、拡がって来るばかりであった。叔母は聞いていても切なそうな呻吟声うなりごえを挙げて、夜も寝られない大きな体を床の上に転がっていた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)