“うかがわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
75.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是には主として水土の功、ことに与那国よなぐにという近隣の一孤島の収容と連絡とがうかがわれるが、対岸大陸との交通にはまったくれていないのは、或いは隠れたる動機があったのかもしれない。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
小田原陣直後奥州の辺土へ転封され、百万石の知行にあきたらず、たとえ二十万石でも都近くにあらばと、涙を呑んで中原ちゅうげんの志を捨てた位の意気は、髣髴ほうふつとしてうかがわれるのである。
小田原陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)