“いたず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
99.1%
0.4%
0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人々の単なる主張をいたずらに強いことばで宣伝し、ややもすればそのことばその主張にみずから陶酔するようなことがあってはならぬ。
かれはいよいよ返事に困って、少し猫背の肩をすくめながらいたずらに臆病らしい眼を伏せていると、それを取りなすように小坂部はしずかに言った。
小坂部姫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
しかし何故に事実をありのままに語らないでいたずらに譬喩の言を以て不合理な物語としたのであるか。神が人であるならば何故に神という観念、神代という思想があるのか。
神代史の研究法 (新字新仮名) / 津田左右吉(著)