掃除当番そうじとうばん
びつくりするほど冷たい井戸水を、ザブ/\と二つのバケツに一ぱい汲むと、元気な槇君はそれを両手にさげて、廊下から階段を登つて、トツトと自分の教室へ帰つて来ました。 すると、だしぬけに、四五人の掃除当番の者が、口々にかう叫びました。 「おい君、 …