丹那を立去る時がいよいよ来た純之進は、あくる日丹那山の唯一の名所、鸚鵡石を見物して行く事にした。
もっと古くは「鸚鵡石」とも称え、そうしたタイトルの声色の本さえ、売り出されていた。
「伏見屋から、二丁町の鸚鵡石に添えて、挨拶にまいりました。」
“鸚鵡石”の意味
“鸚鵡石”の解説
鸚鵡石(おうむいし)は、その石にむかって声や音を発すると、オウムのようにその声や音のまねをするとされる石である。その原理は、山彦に似る。
日本の各地に鸚鵡石やその類と伝えられる石があるが、有名なのは三重県志摩市磯部町恵利原にある鸚鵡岩(おうむいわ)で、霊元天皇の叡覧に供したという。
(出典:Wikipedia)
日本の各地に鸚鵡石やその類と伝えられる石があるが、有名なのは三重県志摩市磯部町恵利原にある鸚鵡岩(おうむいわ)で、霊元天皇の叡覧に供したという。
(出典:Wikipedia)