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静寂
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ひっそり
ふりがな文庫
“
静寂
(
ひっそり
)” の例文
旧字:
靜寂
曾
(
かつ
)
ては、
静寂
(
ひっそり
)
と動かぬ樹々すらも恋に浸っているような生温かい晩など、
他
(
よそ
)
の牡猫のおぼろな影が屋根のあたりにちらほらすると、庭の方へ顔をつき出して声を合せながら
老嬢と猫
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
と、一瞬間ざわめいた
室
(
へや
)
の
内
(
なか
)
は、すぐにまた
静寂
(
ひっそり
)
となった。時計のチクタクもちょっと息どまったが、又も
忙
(
せわ
)
しげに無限の彼方に向って、例の小エゴイストの小刻みな歩みをつづけて行った。
孤独
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
寂
常用漢字
中学
部首:⼧
11画
“静寂”で始まる語句
静寂間
静寂不動
静寂主義者