“補欠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほけつ66.7%
サブ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
補欠ほけつも入れて十五人の選手せんしゅたちの目は、じっと別府べっぷさんの顔を見つめている。別府べっぷさんの、おもおもしい口調くちょうのそこに、何かよういならないものがあることを、だれもがはっきり感じたからである。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
「だめだよ。橋本先生が補欠ほけつにくる」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「ハハア、それがウインクてんだな。新式の——」と補欠サブの佐藤が、にくらしく、お節介せっかいな口を出すと、皆がどッとふきだしました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
「行って見ようや」とぼくは村川をさそい、KOの二番の柴山しばやま補欠サブの河堀とも一緒いっしょになって、デッキを降り、食堂に入って行きますと、映画は始まっていて
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)