炊事夫ナベ)” の例文
船頭、下船頭が上座にすわり、漁夫がそれにつづき、陸廻ボエマワし、炊事夫ナベが一番下座だった。漁夫たちはむっつりとふくれた顔をし、案外元気がなかった。
鰊漁場 (新字新仮名) / 島木健作(著)