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潯陽江頭
ふりがな文庫
“潯陽江頭”の読み方と例文
読み方
割合
じんようこうとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じんようこうとう
(逆引き)
潯陽江頭
(
じんようこうとう
)
の詩は嘘ではない。つい瀬戸内の向う岸へ、汽船のベッドで寝ながら行くのでさえ、埠頭の別れはへんにわびしい。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わたしは提げてきた正宗の
罎
(
びん
)
を口につけて
喇叭
(
らっぱ
)
飲みしながら
潯陽江頭
(
じんようこうとう
)
夜送
レ
客
よるきゃくをおくる
、
楓葉荻花秋瑟々
(
ふうようてきかあきしつしつ
)
と酔いの発するままにこえを挙げて吟じた。
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
訊いてみると、客の求めに応じてあるく琵琶芸人ということであり、宋江はふと、かつての一夜、
穆家
(
ぼくけ
)
の宴で聞いた「
潯陽江頭
(
じんようこうとう
)
……」の忘れがたい一曲など思い出して、ついそれを呼ばせてみた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
潯陽江頭(じんようこうとう)の例文をもっと
(4作品)
見る
潯
漢検1級
部首:⽔
15画
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
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