“潯陽楼”の読み方と例文
読み方割合
じんようろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潯陽楼じんようろうの壁に、あなたは叛詩はんしを書いたではありませんか。自分もいま、見とどけて来た。明々白々、あれまで、書いてしまっては消しようもない」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「この一紙をごらんください。てまえが昨日、潯陽楼じんようろうの壁書きから写しとってまいった詩でございますが」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
潯陽楼じんようろうの壁に、不敵な叛詩はんしをしるした犯人、宋江を即刻からめれ、一ときたりとも時をうつすな」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)