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楝
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れん
ふりがな文庫
“
楝
(
れん
)” の例文
彼の「センダンは
双葉
(
ふたば
)
より香ばし」と唱うる「せんだん」はすなわち栴檀でそれは
楝
(
れん
)
の「せんだん」ではない。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
苦楝は本名オウチ、すなわち古書に誤って樗の字を宛てている木のことで、一種その樹実の味苦いものが、薬用として知られているところからこう書くが、正しくは漢語に
楝
(
れん
)
とあるものに該当する。
アテヌキという地名
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
元来「おうち」とは今日云う「せんだん」の古名でその支那名すなわち漢名は
楝
(
れん
)
である。故に樗へ「おうち」とフリガナをしては極めて悪いのみならずこの樗には
固
(
もと
)
よりそんな和名はない。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
楝
漢検1級
部首:⽊
13画
“楝”を含む語句
赤楝蛇
大赤楝蛇
楝葉
楝軒