“成績”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいせき92.0%
しいしき4.0%
でき4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああ、それでそういうのですか。かんがえてごらんなさい、平常ふだんあそんでばかりいて、いい成績せいせきのとれるはずがないでありませんか。」
小さな妹をつれて (新字新仮名) / 小川未明(著)
「どうでがすね? 今年の雛鶏ひよっこ成績しいしきは?……」
黒い地帯 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
その朝は殊に其数が多かつた。平生へいぜいの三倍も四倍も……遅刻がち成績できの悪い児の顔さへ其中に交つてゐた。健は直ぐ、其等の心々に溢れてゐる進級の喜悦よろこびを想うた。そして、何がなく心が曇つた。
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)