“愛用”の読み方と例文
読み方割合
あいよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
利助りすけのさかずきは、そのお祖父じいさんの愛用あいようしたものだとおもすにつけて、かれは、なんとなくお祖父じいさんをかぎりなくなつかしくおもいました。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
こんな時、博士はくしはいつも愛用あいようのウィスキーを少し飲んで、ぐっすりねむることにしていた。
八番打者、投手の星野ほしのが、先のほうを四分の一ほど黒くぬった愛用あいようのバットをさげて、バッターボックスへはいろうとした。だが、そのとき、伝令でんれいがきて、かれはベンチへよばれた。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)