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心組
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こころぐみ
ふりがな文庫
“
心組
(
こころぐみ
)” の例文
貴諭ノ如ク七年来悲歓得失御同然、
一晤
(
いちご
)
握手快談仕リ度ク、小官当地書画会相済ミ
直様
(
すぐさま
)
帰府ノ
心組
(
こころぐみ
)
ニ御座候。遠カラザル中拝眉仕ル
可
(
べ
)
ク候。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そうしてみると、
昨日
(
きのう
)
あの大きな石を用もないのに
動
(
うご
)
かそうとしたのもその浮標の
重
(
おも
)
りに
使
(
つか
)
う
心組
(
こころぐみ
)
からだったのです。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
市郎の父は
之
(
これ
)
を憂いて、
倅
(
せがれ
)
には充分に医術を修業させ、将来は郷里で医師を開業させる
心組
(
こころぐみ
)
であった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
もう一方は又縁談の
心組
(
こころぐみ
)
で上京している。
少時
(
しばらく
)
預かってくれと言って来たのはその為めだ。芳夫さんのお父さんは次期落選保証つきだそうだが、兎に角市会議員という肩書がある。
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
かねて父の往診用の人力車はあったのですが、兄の帰朝のためにとまた一台新調して、出入の車夫には新しい
法被
(
はっぴ
)
を作って与えました。帰朝の日には
新橋
(
しんばし
)
まで迎いに出すという
心組
(
こころぐみ
)
でした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
▼ もっと見る
「もっと近くへ越してお
出
(
い
)
で。私は出られぬし、ちょいちょい逢いたいから」といわれますし、主人が終生出入する
心組
(
こころぐみ
)
の大学へも、それほど遠くもないからと、曙町に地所を見附けて移りました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許