“天瓜粉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんかふん75.0%
てんくわふん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「私の子をいつもこうしましたから」というのでした。青々とした剃り跡には天瓜粉てんかふんが一杯附けてあるので、子供は珍しそうに頭をでていました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
天瓜粉てんかふんが白く吹いている
天瓜粉 (新字新仮名) / 榎南謙一(著)
指といへばトルストイの書いた『戦争と平和』によると、大ナポレオンの手は皮膚が柔らかで、色白で、いつも天瓜粉てんくわふんの匂ひがぷんぷんしてゐたさうだ。