天瓜粉てんかふん)” の例文
「私の子をいつもこうしましたから」というのでした。青々とした剃り跡には天瓜粉てんかふんが一杯附けてあるので、子供は珍しそうに頭をでていました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
天瓜粉てんかふんが白く吹いている
天瓜粉 (新字新仮名) / 榎南謙一(著)
襟首えりくびを流るゝ汗や天瓜粉てんかふん
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)