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右賢王
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うけんおう
ふりがな文庫
“
右賢王
(
うけんおう
)” の例文
その年——天漢二年夏五月、——
匈奴
(
きょうど
)
の侵略に先立って、弐師将軍が三万騎に将として
酒泉
(
しゅせん
)
を出た。しきりに西辺を
窺
(
うかが
)
う匈奴の
右賢王
(
うけんおう
)
を天山に撃とうというのである。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
彼らに先だって夏のうちに天山へと出撃した
弐師
(
じし
)
将軍はいったん
右賢王
(
うけんおう
)
を破りながら、その帰途別の
匈奴
(
きょうど
)
の大軍に囲まれて
惨敗
(
ざんぱい
)
した。漢兵は十に六、七を討たれ、将軍の一身さえ危うかったという。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“右賢王”の解説
右賢王(うけんおう)は古代の北アジアから中央アジアにかけて存在した遊牧国家、匈奴の国制における地位の一つ。匈奴では左賢王と共に単于に次ぐ地位である。
(出典:Wikipedia)
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
賢
常用漢字
中学
部首:⾙
16画
王
常用漢字
小1
部首:⽟
4画
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右
右手
右舷
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右近
右顧左眄
右往左往
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