“𡢳嬬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おとめ50.0%
をとめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春園に赤い桃花が満開になっていて、其処そこに一人の𡢳嬬おとめの立っている趣の歌で、大陸渡来の桃花に応じて、また何となく支那の詩的感覚があり、美麗にして濃厚な感じのする歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
はるそのくれなゐにほふももはなしたみち𡢳嬬をとめ 〔巻十九・四一三九〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)