黒沢尻くろさわじり)” の例文
黒沢尻くろさわじりあたりでも見かけましたが、形が一番立派でかつ古格があるのは胆沢いさわ衣川ころもがわ増沢ますざわのものであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
十七日、朝早く起き出でたるに足いたみて立つことかなわず、心を決して車に乗じてせたり。郡山こおりやま好地こうち、花巻、黒沢尻くろさわじり、金が崎、水沢、前沢をてようやく一ノ関に着す。この日行程二十四里なり。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)