“麻睡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ますい50.0%
ますゐ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とにかく、これは麻睡ますい酒だった。——時遷、湯隆はなんでもなかったが、徐寧ひとりには、しびれ薬がまわって、彼は正体もなくよだれをたらしてやがて夢魔にひきずりこまれていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
恐らくその時は、昏々こん/\として麻睡ますゐせられてゐたのでせう。
銭形平次捕物控:239 群盗 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)