“鳥辺野”の読み方と例文
読み方割合
とりべの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水にも、火にも、ごうの尽きなかったおばさんの魂魄こんぱく、今度こそは、あの鳥辺野とりべのの煙できれいな灰となってしまって下さい。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
いよいよ夫人を鳥辺野とりべのの火葬場へ送ることになった。こうしてまた人々は悲しんだのである。
源氏物語:09 葵 (新字新仮名) / 紫式部(著)
『野辺送りの日には、花を持って、鳥辺野とりべのまで、行ってあげよう』