“魯仲連”の読み方と例文
読み方割合
ろちゅうれん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この世に生きることをやめた彼は書中の人物としてのみきていた。現実の生活ではふたたび開かれることのなくなった彼の口が、魯仲連ろちゅうれん舌端ぜったんを借りてはじめて烈々れつれつと火を噴くのである。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)