“魅惑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みわく83.3%
まどはし11.1%
チャアム5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蠱惑こわくに充ちた美しいお照の肉体の游泳姿態を見せられて、いずれ物言わぬ眼に陶然とうぜんたる魅惑みわくの色をただよわしていたものである。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
動物らの魅惑まどはしは、また下の方から上つて来るであらう。炎上する花よ、灼鉄の草よ、毛皮よ、鱗よ、羽毛よ、音よ、祭日よ、物々の焦げる臭ひよ。
鳥獣剥製所:一報告書 (新字旧仮名) / 富永太郎(著)
手紙の話は、セエラのつくり話などとは比べものにならないほど、奇想天外でした。それに、その話はセエラその人と、隣家のあの印度紳士との間に起った話なので、ひどく魅惑チャアムがあるのでした。