“髐骨”の読み方と例文
読み方割合
きょうこつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世の風声をわきまえず。闇々たる石窟に蠢々しゅんしゅんとして動き、食満々と与えざれば、身心髐骨きょうこつと衰えたり。国のため捨つるこの身は富士の根の富士の根の雪にかばねを埋むとも何か恨みむ今はただ。
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)