驚殺きょうさつ)” の例文
脚に車を穿き、口から火煙を噴き、異様な咆哮すら発して、前へ進み、横へまわり、縦横無碍むげに馳け廻って、生ける虎、豹、狼などをも、その魁偉かいいな姿に驚殺きょうさつを喫せしめたのであった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)