“馬越”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まごし66.7%
まこし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実業家馬越まごし恭平氏は、旧臘きうらふ大連たいれんへ往つたが、用事が済むと毎日のやうに骨董屋あさりを始めた。何か知ら、掘出し物をして、好者すきしや仲間の度胆を抜かうといふ考へなのだ。
馬越まごし恭平11・28(夕)
日本には唯一つしか残っていない、馬越まこし翁の所蔵の残欠の一巻なのです。国宝以上のものなのです。この一巻が、この殺人事件の、直接動機なのです。ここに早川の作った目録があります。
(新字新仮名) / 楠田匡介(著)