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香箱
ふりがな文庫
“香箱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうばこ
57.1%
かうばこ
28.6%
おうち
7.1%
こばこ
7.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうばこ
(逆引き)
紺と白茶と格子になった炬燵蒲団の上には、
端唄
(
はうた
)
本が二三冊ひろげられて頸に鈴をさげた小さな白猫がその側に
香箱
(
こうばこ
)
をつくっている。
老年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
香箱(こうばこ)の例文をもっと
(8作品)
見る
かうばこ
(逆引き)
下谷町
(
したやまち
)
二丁目の小間物店、
古河屋政兵衛
(
こがやせいべゑ
)
の立ち退いた跡には、台所の隅の
蚫貝
(
あはびがひ
)
の前に大きい牡の三毛猫が一匹静かに
香箱
(
かうばこ
)
をつくつてゐた。
お富の貞操
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
香箱(かうばこ)の例文をもっと
(4作品)
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おうち
(逆引き)
ね、みんなすこしの間、この
香箱
(
おうち
)
ね、繭さんにかしてあげてねと言ひきかせたりしたものだつた。
桑摘み
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
香箱(おうち)の例文をもっと
(1作品)
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こばこ
(逆引き)
なにしろ年をとって来てね、歯はばくばくになる、ねずみのやつをおいまわすよりか、ろばたで
香箱
(
こばこ
)
つくって、ごろにゃん、ごろにゃん、のどをならしていたくなるさ。
ブレーメンの町楽隊
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
香箱(こばこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“香箱”の解説
香箱(こうばこ、en: Kōbako)は、香木、薫香料を収納する蓋付きの箱。茶道具や香道の道具であるほか、宗教儀式において香を用いるために宗教用具としても用いられる(香合も参照)。また、香箱は裕福な家の娘の嫁入り道具の1つでもあった。
折り紙には、角香箱(つのこうばこ)、鶴香箱(つるこうばこ)という折り方がある。
(出典:Wikipedia)
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
“香”で始まる語句
香
香具師
香気
香港
香炉
香華
香奠
香花
香爐
香水
“香箱”のふりがなが多い著者
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
徳冨蘆花
作者不詳
中里介山
柳宗悦
三遊亭円朝
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
ヴィルヘルム・カール・グリム
長谷川時雨
芥川竜之介